2021月1月4日に青森県大間で巨大マグロを釣り上げた田中稔さん。
本記事では、大間マグロ漁師の田中稔さんの年収や初競りでの取り分について調査しました。
田中稔(漁師)の年収は1億超え?!マグロ初競りの取り分がヤバい!大間まぐろ
2021月1月4日に青森県大間で巨大マグロを釣り上げた田中稔(たなか みのる)さん。
今回釣り上げたマグロは235キロの大物。
2021年のマグロ初競りにおいて、いくらの値がつくのか期待ですね。
田中稔さんプロフィール
田中稔(たなか みのる)
年齢:65歳(2021年1月現在)
漁師歴:約50年
漁船:第六十八幸福丸
漁師歴は約50年のベテランで、過去2回(2003年、2015年)に初競りの一番マグロを釣り上げている実力者です。
2019年は初競りに合わせて240キロの巨大マグロを釣り上げ、2300万円の高値をつけたものの、二番マグロになりました。
2021年の初競りはコロナ禍で行われる初の初競り。
いくらの値がつくのか注目が集まりそうです。
田中稔(漁師)の年収は1億超え?!
田中稔(漁師) マグロ初競りの取り分がヤバい!
初競りで高額落札された田中稔さんの一番マグロですが、マグロ初競りにおける漁師の取り分はどれほのなのでしょうか?
一般的に、漁師の取り分は落札価格の8割台後半と言われています。
漁師の取り分について、朝日新聞の記事に詳しく書かれてありました。
落札した仲卸業者は、競りを開いた築地市場側に代金を支払います。築地市場側は手数料を引き、信用漁業協同組合連合会(信漁連)が管理する漁師名義の口座に現金を振り込みます。
漁協側の取り分や箱代、運送費など出荷コストを差し引いた分が、漁師の取り分となります。大間漁協の関係者によると、ざっと8割台後半が漁師の取り分になるそうです。
かなりの大金になりますが、初競りで最高値を記録した経験がある漁師の一人は「税金でだいぶ持っていかれる」と言います。経営規模などにもよりますが、税金を払い、最終的に手元に残るのは落札額の6、7割くらいになるようです。
まとめると、
漁師の取り分は落札価格のおよそ8割後半
差し引かれる2割は、漁業協同組合や市場への手数料となります。
大間漁連経由での出荷とするならば、 手数料として、卸売金額に対して大間漁連4% 青森県漁連1.5% 築地市場5.5%です。
そこからさらに経費、税金が差し引かれ、
最終手に手元に残るのは6〜7割
となります。
「税金でだいぶ持っていかれる」
という漁師さんのコメントの通り、一番の痛手となるのが所得税。
課税所得 | 税率 |
195万円以下 | 5% |
195万円〜330万円 | 10% |
〜省略〜 | |
4000万円超え | 45% |
所得が大きいと支払う税金も高くなり、4000万円を超えると最高税率の45%が適用されます。
まとめ
本記事では、大間マグロ漁師の田中稔さんの年収や初競りでの取り分について調査しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。